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ケイタイ小説カフェ「ソルノチェセル」/一覧 (286)
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2008年11月29日(Sat)
ホワイト・プレゼント3
車に乗り込もうとすると、柴又は向こうにいたケーキ屋のアルバイトの女の子達を呼び寄せ、俺の前に並ばせる。
「先輩・・・・これから彼女達と合コンしませんか。彼女達先輩の事ホストみたいでカッコイイって・・・・。」 俺は不覚にも一瞬固まる。確かに張り込みをしていると派手でホストの兄ちゃんかと呼ばれるが・・・そんな事より彼女が居るのに、なんてまめな奴なんだろうか柴又は。 容姿の善し悪しよりもこういう奴が、一番世の中でもてるのであろう。 「・・・・悪いが。今日じゃないとダメな所があるんだ。」 俺が面倒でそれだけ答えると、あの野郎大声で余計な事を言う。 「聖夜ちゃんですか。 先輩イブになると必ず、あそこに行くから。」 「やだぁっ聖夜ちゃんってこの人の彼女なの。」 アルバイトの女の子が歓声を上げる。 「そうっ、先輩の彼女はなんと高校生。」 更に柴又は余計な事を言う。 「うそっ、警察なのに手を出したら。東京都の条例違反じゃん。」 「鬼畜よねぇ。獣よねぇ。」 ・・・・やかましい。誰が手を出したと言うんだ。 大体にして、確かにアイツの言う事は場所はあっているが正解ではない。彼女に会いに行く訳ではないのである。 2年前のクリスマスの日高校の同級生が心不全で死んだ。 死体の側にプレゼントがあった。中身は白い粉が入っていた。 麻薬だった。 それによる中毒により心肺機能が停止したのである。 送った奴は・・・これも俺の同級生で元野球部の奴だった。もともとコイツはろくな奴でなく、その女と付き合っていて二人ともシャブの常習者だった。彼女の死ぬ瞬間まで一緒にいたらしい。 捕まった時、どうやら量を間違えたという。たくさん服用すればたくさん快楽を得られると思った・・・そんなうざけた事を言っていた。 まぁ、その時はこれで事件が終わった筈だった。これで事件が追われば俺も正直辛くはなかった。 だが奴から出た真実はそれより重たい物だった。 彼奴らは俺が警察に就職した以前よりすでに麻薬を使っていた事。更に、その麻薬の胴元だったのが、同じクラスの奴で比較的親しい奴だったのである。 |
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カレンダ
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