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ケイタイ小説カフェ「ソルノチェセル」/一覧 (286)
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2008年11月28日(Fri)
ホワイト・プレゼント2
「先輩。今回の事志願したのは。麻薬の事だから・・・違いますか。先輩いつも麻薬の事になると、ムキになるから・・・」
余計な事を言いだしたので、俺は車のキーとケーキの空き箱を押しつけ。そこから離れる。 「ちょっと一件行く所がある。不審そうな奴を見逃すなよ。」 「先輩何処へ行くんですか。大体情報屋の言っていたサンタのカッコしている売屋ってどんな奴を捕まえればいいんですか。」 大声でコイツは聞いてくる。あのなぁっ、犯人にも聞こえるだろう。 「だから説明しただろう。ゆうっのプログのmyメニューに書いてあるのが偽物のサンタだから捕まえればいい。 だからアクセスしてみろっ」 後輩は意外な趣味があるなぁと思い、携帯でアクセスする。 「・・・・ちょっと先輩。これって単なるネタじゃないですか。 もうっ、5分以内に戻ってこなかったら泣きますよ。」 俺が一カ所アクセサリーの店から帰ってくると、後輩の柴又はまじめに怖い目つきでサンタの姿を追っている。 「おいっ不審な奴は居たか。」 「綾瀬さん。クソ長いですねっ。正直誰が怪しいか何か分かりませんよ。アバウトな話じゃないけどサンタが多すぎて。」 それぞれに柴又は指さしていく。その中のカップルと話し込んでいるサンタの手の中が光ったのを俺は見逃さなかった。 「バカ。バイヤーのアイツ・・・は(どうせお前では捕まえられないだろうから)俺が行く。お前はあの女を捕まえコインロッカーの場所を吐かせろ。」 「はぁ。」 「アイツコインロッカーの鍵を渡していた。そこにブツ入れて現金と取り引きして居るんだろっ」 そう言うと、アイツを置いて俺はそのサンタを追いかけ、路地に引き上げる所を後ろからニードロップを食らわせる。 似合わないパトカーが止まり、サンタクロースが乗せられる。同じように彼から鍵を受け取った女も警官に囲まれ連行されていく。 顔をさすりながら、さも得意げに柴又は俺に声を掛ける。 「やりましたよ。すげぇ量の麻薬。この後彼奴ら・・・高校生なんだけど・・・仲間集めてこれでパーティーするつもりだったらしいですよ。 親に育ててもらっている身で何を考えているのか。ろくなもんじゃねえなぁ。」 なんか親父臭い事を言っているようだが、俺は返事をしない。別にそんな事はどうでも良かった。捕まえた事実さえ手に入れればそれ以外は興味はなかった。
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