真三國志曹操編−17− |
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2008年09月16日(Tue)
真三國志曹操編−17−
そんな父のような穏やかな性格もさることながら、それ以上に彼の評価を高めたのは、詩の才能、儒教などの学問などの教養である。
特に皇太子と一緒に習うということで皇太子付けの有名な学者に学問を教わることが出来たのである。 もともと宦官は雑用係という印象が強く、側近として権力は持っているし悪知恵というか政治的陰謀的な才能はあふれているのだが、学問を出来る物は皆無であったのである。 その為、学問の出来る曹騰は余計その中では際立って見えたのである。 そんな曹騰を若いのにもかかわらず、その才能に頼る宦官が現れた 「曹騰殿頼みがあるのじゃが、今度の式典での我が王の案内文を付くって欲しいのだが。」 「それなら私にも、我が王が皇帝に招かれているのだが、宮中での礼儀作法について教えて欲しいのだが。」 「・・・・いいですよ。でも私が口出ししたことは口外無用ですから。」 そう言って彼らに対しても曹騰は気安く接した。 本当は自分を売り込むように頼むことも出来るし、あるいは皇太子をよろしくとでも頼むことは出来たのだが、彼自身あまり目立たない方が良いと思える理由があった。 また皇太子を売り込み声望が高くなったりするのは (皇帝の嫉妬を買いかねない) と思うのである。また味方を増やす為の動きを不穏な謀反の動きととらわれるのも困ると考えたのである。 ただ人間というのは、言わなくて良いというと却って言いたくなる人間である。 (曹騰と言う人間は宦官にしては珍しく学才のある人間であるらしい) (何か分からぬ事があり、学才がないと恥をかく前に曹騰を頼ると良いぞ) (曹騰って言う奴は使える男らしい) ある式典でこんな台詞がどこからか聞こえてくる。 「私と同じ宦官である○○が礼儀作法など詳しく知るはずがない。どうせ曹騰から教わったのであろう。」 宦官達も落ち度のない人間を見つける度にそんなことを言って、同僚のことをあざ笑ったりするから評判はあっという間に広がるのである。 だからこそ、曹騰の評判は皇帝の許に遅かれ早く届くのである。 「そうか皇太子に曹騰という有能の男が付いているのか。」 皇帝は何気なくそう言ったものの内心は苛立つ。 (そんな有能の者が側に付いて補佐しているとしたら、ますます皇太子の評判が上がり、廃する事が出来ぬではないか。) (どうやって皇太子から奴を除くか。) と思ったが、すぐに考えを変える。 「いや、むしろ私の側に付き従わせた方が良い。」 そんな折りである。 曹騰の方から内々に申し出があったのである。 (是非皇太子付けの宦官から、皇帝付きの宦官にしていただきたい。)と |
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カレンダ
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