真三国志-8- |
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2008年05月06日(Tue)
真三国志-8-
「兵を300人・・・」
それは難しいだろうと言う顔を簡ようはする。 人数は集まるかもしれないが、相手は黄巾党の数万とも呼ばれる兵である。 まともに考えたら300ぐらいの兵がいたところで多勢に無勢なんともなるわけではない。誰だって命は惜しいのである。 無謀な企みに加わりたくはない。 また、ただ素人を300人集めればいいというものではない。 勝つためには訓練をつまなければならないし、臆病者でも務まらない。 怯まない内外充実した男たちが必要になる。 そんな人間を簡単に300人集めることができるのなら、政府だって義勇軍の募集など苦労はしないのである。 「いや、素人でいいんだ」 そんな心配をする簡擁に玄徳はまったく違った指示をする。 「とりあえず頭数をそろえればいい。 できれば、カッコばっかりいいやつ。がたいだけ良くウスノロな奴。衣装がいい奴。そんな奴らでいいんだ。 質はこだわらないので、誰でもいいんだ。 とりあえず『戦いはないから、誰でもいいのでご近所お誘いの上で顔だけ貸してくれ』って俺の知り合いに声をかければ、誰も嫌とは言わないだろう。」 「それなら。」 何とかなるだろう。と思う。基本的には玄徳は不良達から好かれている。 そういうことなら、意図はわからないが顔ぐらいは出してくれるだろうとかんようは思う。 「俺は俺で、不良たちに声をかけるし、これからのことに手を打つ。」 約束の日。 張理平の家の前に500人の男達が集まる。 一番前には、いかにも危なそうな町のごろつきたちが顔を並べて、それに続いてその取り巻きのいわいるチンピラたちが続いている。一方では豪華に着飾ったもの達が、戦闘能力はともかくある意味あでやかに横に並んでいたし、その後ろには普段着で、物見に来たような男達が世間話をしながら、普通にたむろしている。 そのほとんどは町のごろつきや、そうでない人も含めて、平均年齢の若い男達であった。 そんな若い男達がたむろっていれば、女達が楽しそうに声をかけていたりする様子もある。 内実はともかく、とりあえず頭数をそろえただけだが、それだけでもその光景は圧巻であり、張は身震いがする思いだった。
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