ケイタイ小説カフェ「ソルノチェセル」 - 2008/07/24

刹那のミニミニ小説+連載小説のサイト。

2008年07月24日(Thu)▲ページの先頭へ
風船
宙に浮かぶ風船。
真っ赤な風船。
自分の力で立って支えて
私が叩いてもしっかりと反発していたね。
今思えば私とのつながりは
細いたった一つの糸だけで
手を放せばきっと私の届かないほど
貴方は高く飛んでいくのね
いつか見えなくなるほど小さくなって
お空に消えていって
貴方ならドコマデモも飛んでいけると思った
上を向いていても木に絡まる奴もいる
飛んでいるようで最後まで地面に繋がれ
人に利用される奴もいる
でも貴方なら例え今小さくても
青い空を超え、遠い宇宙までいけると思った
だから空に消えるまで見送った。
ドコマデモ高くいける貴方を地面で見上げながら
知らなかった
貴方が私の言葉の針で
こんなに簡単に壊れるなんて


   


携帯して持ち歩けるほど……
貴方の手に包めるほど、小さな小説のサイト


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カレンダ
2008年7月
   
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