真三國志曹操編−24− |
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2008年09月29日(Mon)
真三國志曹操編−24−
だが皇帝を迎えた曹騰であったが、その様子は何事もなく穏やかであった。
相変わらず彼の居る部屋は片付けられていて、彼自身も穏やかに方住み、皇帝が来ても動じる様子はない。 (頭の良いこの男は、私が右往左往したのも知っているはずなのに……どうしてそんな顔をしていられるのだ。馬鹿にしているのか。) 「そなたの仕業には過失があるゆえ、貴様を切る」 そう宣言し剣に手を掛ける。 (自分の命が危険となれば、いつも冷静なこの男でも動じるはず。) そんな事を思って、敢えて大声を出し怖い顔をして反応を伺った。 だが曹騰は何も言わず顔を伏せたまま頭を下げる。それは少しでも首を切りやすいように首の線を自ら露わにするような仕草でもあった。 「何か言ったらどうなんだ。貴様皇太子の家来だろ。何の密命か分からぬがそれを果たさぬうちに殺されるとあらば無念であろう。」 「無念ではござらぬ。」 更に威圧するように大声を放つ皇帝に、キッパリという。 「皇帝に対して私が過失があるとするなら、その首を切られたとしたら宦官としては当たり前のことでございます。」 「何っ」 曹騰がその時言い放った言葉はそのまま、宦官としての役割とそうでなければならないという使命、覚悟を述べた物である。 とはいえ、曹騰の言葉のように宦官は側近であるはずなのに本当に皇帝のために動き命を賭ける者がどれほどいるのか。 それを考え、低くしっかりと奥底に強い覚悟との事を感じた時、身を貫くような衝撃を感じる。 そんな皇帝を前に曹騰は更に言う。 「私は皇太子様から皇帝に子に代わり父に仕えるように、我が身の代わりに皇帝の身の回りのお世話をするようにと命じられたのに、過失があったとしては……皇太子様からの父上に対する気持ちを私が裏切ったこととなります。 それこそ皇太子様に申し訳が立たないのでございます。」 「私のためでなく、皇太子のためにおぬしは切られるというのか。そなたは私の前でその名を出すことがどれほど不愉快なのか存じないのか。」 そう怒鳴りつけ、気分が悪くなったのと同じ様子で振り向かずに曹騰に対して大して背を向けて部屋を出る。 そして皇帝は孫程に激しい口調で「皇太子を呼べ。」と怒鳴りつける。 「恐れながら……」 |
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カレンダ
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